ブログの「一次情報」と聞くと、特別な取材や専門家の研究が必要に思えるかもしれません。私がこのブログで大切にしたい一次情報は、実際に自分が見たこと、行ったこと、払った金額、残っている記録、そして当時どう判断したかです。
以前、私はAI記事作成システムで健康・美容の記事を約150本作りました。本文は短時間でできましたが、自分の体験を十分に加えられず、収益もほとんどありませんでした。今は、記事の数より、本人にしか確認できない材料から書き始めたいと考えています。
この記事では、私の以前のブログと現在のブログを比べながら、一次情報をどう使い、記憶と記録をどう分けるかを説明します。
私にとっての一次情報は「その場にいた人の材料」です
一次情報とは、このブログでは、私が当事者として経験した出来事と、手元で確認できる記録を指します。
たとえば、副業広告を見て関心を持ったこと、LINEに登録し、電話で説明を受け、契約したこと。その後にWordPressやA8.net、Instagramを使って作業し、期待していた会社からの広告が届かなかったことです。
支払いや返金も、自分の体験です。ただし金額を書くときは、記憶だけでなく契約書や振込履歴など、確認できる資料と照らし合わせる必要があります。
一方、別のサイトで読んだ一般的な説明をAIに書き直させただけでは、私の一次情報は増えません。

「自分で見聞きしたこと」だけを並べればよいわけでもありません。何を確かめられ、何は記憶のままかを分けて書くことが重要だと感じています。
以前は、AIが作った一般的な記事を増やしていました
以前のブログは健康・美容をテーマにしていました。約30万円のAI記事作成システムを使い、約6か月で約150記事を作りました。
最初は自分でテーマを考えましたが、約30記事分でネタが不足しました。その後は、他サイトのタイトルや見出しをAIシステムへ入力することもありました。
約8,000字に設定した記事で同じような内容が二度出ても、十分に編集せず公開したことがあります。自分で使った商品や、確かめた数字、読者に伝えたい失敗を足すより、記事数を増やすほうに意識が向いていました。
私がAIで作った約150記事の結果は、AIブログで150記事書いても稼げない|30万円システムを6か月使った結果にまとめています。
今は、金額よりも「どう進んだか」を一緒に書きます
たとえば「副業に約550万円を支払った」という数字は強く見えます。しかし、それだけでは、同じ広告や電話に出会った読者の判断材料にはなりません。
私の場合は、広告を見てからLINEへ進み、電話で説明を受けました。最初はコース4を申し込むつもりだったのに、契約はコース10になりました。契約時に消費者金融から借り入れ、指示された別会社の口座へ振り込みました。
約1か月続けても期待した会社からの広告は届かず、解約と返金を求めました。支払った約550万円に対し、返金は約70万円でした。差し引き約480万円の負担が残った計算です。
この経過には、私が実際に通った順番、行った作業、支払いと返金という確認可能な材料があります。金額を見せて驚かせるためではなく、「どの段階で何を確かめられたか」を読者が考えられるようにするために書いています。
広告から契約までの流れは、副業広告からLINE・電話・契約へ進んだ流れ|私の体験を時系列で公開でも詳しく説明しました。
記録があることと、記憶に残ることを分けます
手元には、LINEのやり取り、契約書、振込履歴が残っています。これらは日付、金額、案内内容を振り返る材料になります。
一方、電話で相手がどのような調子だったか、広告の言葉を正確にどう書いていたかは、記憶に頼る部分があります。
私は「週2時間の作業で月30万円も可能」という趣旨の広告を見たと記憶しています。しかし、現在その画像を確認できないなら、一字一句そのとおりの広告文だったと断定しません。
コースの変更についても、電話で説明した人に怒られたように感じましたが、録音がなければ相手の正確な発言は再現できません。「そう感じた」と「そう言った」を分ける必要があります。

一次情報は「本人が話したからすべて確定した事実」という意味ではありません。どの情報にどんな確かさがあるかまで伝えて、読者が判断できる形にしたいです。
分からないことは、分からないと書きます
以前使っていたAIシステムは、後にアクセスできなくなりました。運営会社の代表者が亡くなったためだと聞きましたが、公的な情報などで確認したわけではありません。
この場合、私が事実として言えるのは、「自分はシステムにアクセスできなくなった」ということです。原因を断定することはできません。
また、ブログがほとんど収益を生まなかった理由も、記事数、テーマ、内容、広告選びなど複数の要素があり、これ一つだと決められません。
不明な部分を無理に埋めるより、確認できた範囲を明らかにするほうが、このブログを読む人のためになると考えています。
Googleの案内も、独自の情報や実体験を確認項目にしています
Google検索セントラルは、ユーザーを第一に考えたコンテンツの自己評価として、独自の情報・調査・分析があるか、実体験に基づく知識が示されているか、読者が目的を達成できるかを挙げています。
参考:Google検索セントラル「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」
ただし、「一次情報を入れれば検索順位が上がる」と単純に言えるわけではありません。私にとっての第一の目的は、読者が広告の言葉だけで判断せず、実際に起きたことを参考にできるようにすることです。
SEOのために体験を作るのではなく、読者の疑問に答えるために体験を整理します。
個人や家族、勤務先を特定できる情報は出しません
具体的な記事を書くには、細部が必要です。しかし、細部を増やすほど、個人を特定できる情報が混じる可能性もあります。
このブログでは、私の本名、顔写真、勤務先や顧客が分かる情報、口座番号、住所などは公開しません。「50代の会社員」「関東地方」「自動車修理関連の仕事」といった範囲で説明します。
契約書やLINEの画面を使う場合も、個人や相手を特定できる部分は隠します。一次情報の価値は、秘密をすべて出すことではありません。読者に必要な経過を、公開できる範囲で正確に伝えることです。
一つの記事には、少なくとも二つの本人の材料を入れたい
私が今後の記事で意識したいのは、一般論だけで終わらせないことです。たとえば一つの記事に、実際の作業手順と所要時間、契約時の判断と残る記録、支払額とその後の結果など、別の種類の本人の材料を組み合わせます。
そのうえで、公的機関や公式サイトの説明が必要なら、本人の体験とは区別して出典を付けます。体験だけで制度や法律を説明したことにしません。
私が知らないことは調べる。調べても確認できないことは、そのまま残す。以前のAIブログでできていなかったのは、この当たり前の区別でした。
まとめ:150記事の数より、一つの確認できる経験を
私は以前、AIで約150記事を作りましたが、自分の経験や記録を十分に加えられず、収益もほとんどありませんでした。
今のブログでは、広告を見た経過、契約、実際の作業、支払い、返金、ブログ作成の失敗を、確認できる資料と照らしながら書きます。記録、記憶、感想、不明点は混ぜません。
ブログの一次情報は、派手な成功談である必要はありません。自分が通った順番と、確かめられる結果を正直に残すこと。その一つひとつが、同じように迷う人の判断材料になると考えています。
