ブログのネタ切れは、「もう書けることがない」という意味とは限りません。私の場合は、健康・美容をテーマにAIで記事を作り、最初の約30記事分まではテーマを考えられました。しかし、その先で案が出なくなりました。
そこで検索結果に出てくる他サイトのタイトルや見出しを見て、AIシステムへ入力するようになりました。約6か月で約150記事まで増やしましたが、収益はほとんどありませんでした。
この記事では、ブログを約30記事書いたところでなぜ手が止まったのか、当時の行動を時系列で振り返ります。ネタを増やす前に、読者と自分の経験をどう整理すべきだったかも考えます。
私は約30テーマを出したところで止まりました
当時、SNSで知った副業の契約後に、別のAIブログシステムを使い始めていました。約30万円を支払い、WordPressとCocoonで健康・美容のブログを作っていました。
記事のメインテーマを入力すれば、SEOキーワード、タイトル、見出しなどの候補が出て、本文は約3分で生成されます。最初は「何を書くか」を自分で考え、約30記事分のテーマを出せました。
ところが、その後は次のテーマを決められなくなりました。テーマ探しに約1分で済む日もあれば、約30分かかる日もありました。それでも記事を増やそうとしていました。

今思えば、30という数字に特別な意味があったわけではありません。私が最初に思いつく一般的なテーマを出し終わり、そこから先の「誰に何を伝えるか」が決まっていなかったのです。
健康・美容は広いのに、なぜネタが尽きたのか
健康・美容には、話題が数え切れないほどあります。それでも私の手が止まったのは、テーマの広さと、自分が書ける内容の深さが一致していなかったからだと思います。
私は自動車修理に関わる仕事を長く続けてきました。一方、健康・美容で商品を使い比べた記録や、専門的な調査、取材経験を多く持っていたわけではありません。
「健康に興味のある人」「美容を気にする人」のような広い読者像だけで記事を増やすと、タイトルは変えられても、中身は似た説明になりがちです。
どんな悩みを持つ人が検索し、私のどの体験で答えられるのか。そこを決めずに、ジャンル名から毎回テーマをひねり出していました。
「記事数を増やす」助言を受け、さらに量を追いました
始めて約2か月の頃、閲覧数が少ないことをサポートへ問い合わせました。「記事のブラッシュアップが必要」という趣旨の返答がありました。
私は既存記事を深く直すことだと思い、何をすればよいか尋ねました。ところが、返ってきた説明は記事数を増やすというものでした。記事を増やせば注目や閲覧も増える、という趣旨だったと記憶しています。
会話を録音したわけではないため、正確な発言として引用はしません。ただ、私が「今ある記事の何を直すか」ではなく、「次の記事を作ること」を優先したのは事実です。
テーマが不足しているのに、記事数だけを増やそうとする。これが、次の行動につながりました。
他サイトのタイトルや見出しをAIへ入力しました
自分で記事テーマを思いつけなくなった後、検索して見つけた他サイトの記事を参考にしました。タイトルや見出しを、AIシステムに入力することもありました。
AIが本文を新たに作ってくれても、記事の問いや構成の出発点は他サイトです。そこに私の実体験や検証結果がなければ、文章の言い方だけが変わり、内容の違いは生まれません。
当時の私は、「テーマが見つかった」「これで次の記事を出せる」と安心していました。しかし、それはネタ切れを解決したというより、決める作業を外に預けただけでした。
同じやり方で記事を作り続け、約6か月で約150記事になりました。記事数と収益の結果は、AIブログで150記事書いても稼げない|30万円システムを6か月使った結果にまとめています。
ネタ切れの原因は「AIが案を出せないこと」ではありませんでした
AIは候補を作れます。実際、私が使ったシステムもキーワードや見出し案を出しました。
問題は、候補を選ぶ基準が私の中になかったことです。
その話題を知りたい読者は誰か。自分が実際に経験したことを加えられるか。何を確かめれば、すでにある記事より役立つか。記事を読み終えた人が何を判断できるか。
こうした問いがないまま候補を選ぶと、AIが次々に案を出しても、似た記事を増やすだけになってしまいます。
Google検索セントラルも、ユーザーを第一に考えたコンテンツの自己評価として、独自の情報・調査・分析があるか、読者が目的を達成できるかを挙げています。
参考:Google検索セントラル「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」
今なら、テーマを増やす前に「材料」を分けます
現在の私が健康・美容ブログを当時の方法で続けることは考えていません。代わりに、これまでに自分が経験したことを、記事の材料として分けてみます。
1. 何が起きたか
副業広告を見た時期、LINE登録と電話の流れ、申込時に理解していた内容、実際の作業、広告が届かなかった期間などです。曖昧な記憶は曖昧なままにします。
2. 何を数字で確かめられるか
支払額、返金額、利用期間、記事数、作業時間などです。数字は強い見出しになりますが、記録や回答で確認できる範囲だけを使います。
3. どこで判断に迷ったか
電話を保留して考えたこと、料金の説明で分からなかったこと、記事を増やし続けてよいのか迷ったことなどです。読者も同じところで迷うかもしれません。
4. 結果と、まだ分からないこと
収入はあったのか、返金はどうなったのか、今も確認できない部分は何か。結果だけでなく、不明な点も明示します。

このように材料を分けると、一つの大きな失敗談からでも、異なる読者の疑問に答える記事を考えられます。大切なのは同じ話を分割して量を増やすことではなく、記事ごとに違う問いと答えを持たせることです。
ネタがないときに先に確認したい3つのこと
もし過去の私と同じようにブログのネタが出ないなら、次の点を確かめます。
- 読者を一人思い浮かべたとき、その人の具体的な疑問を言えるか
- その疑問に対して、自分の経験、記録、調査などを加えられるか
- すでに書いた記事と、答えや役割が重なっていないか
この3つが曖昧なら、新しいタイトルだけを増やしても、また行き詰まると思います。逆に、一つでも実際の体験と読者の疑問がつながれば、記事の方向が決まりやすくなります。
まとめ:約30記事で足りなかったのは、ネタの数より軸でした
私は健康・美容ブログで最初の約30テーマを考えた後、ネタ切れになりました。記事数を増やすよう助言を受け、他サイトのタイトルや見出しをAIへ入力し、約150記事まで増やしました。しかし、収益はほとんどありませんでした。
当時の私に足りなかったのは、AIに次の案を出させる方法より、誰の疑問に、自分のどの経験で答えるかという軸です。
ネタ切れしたときは、すぐに他サイトの見出しを集める前に、自分の出来事、数字、迷い、結果を洗い出す。その中から、読者が知りたい一つの答えを選ぶべきだったと考えています。
